北大路魯山人先生の酒器の逸品 「魯山人と古美術」より

魯山人先生の酒器の逸品をご紹介いたします。
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魯山人先生の酒器を一度お使いになられるとその魅力がよく分かります。まるで自分の為に作ってくれたのではないかと錯覚するほど手に馴染み、お酒の味も格段に美味しくなります。

本日は豪華に7点の酒器の逸品をご紹介させていただきます。

赤呉須シノギ徳利
半磁器質の素地を細かく削いで彫刻的な形としている。赤呉須を釉掛けした後に銀彩を施しているので深みのある色となっている。

志野酒呑
これ以上の濃い赤はあまりなく、檜垣状の白の抜け方も美しい。赤と白と鼠が混在している酒呑である。


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志野酒呑
この形と釉調と肌が三位一体となっている。細やかな轆轤目が白抜けした檜垣文とともに現れている。使ってみれば手放せない逸品である。

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志野徳利
口から肩の部分まで鬼板が施されている。一部分が垂れており、釉掛けする際に残った指痕と共に景色となっている。

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絵粉引徳利
魯山人先生の粉引と言えば、この絵粉引の徳利が筆頭である。
美しい白化粧にこの形と文様が冴えている。

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九谷風徳里 一対
古九谷風の徳利では、この沢瀉文徳利と黄色と緑の丸紋徳利と風船のような捻徳利の三点が代表的な作品である。
この沢鷹文は四方小皿などにも主題として描かれている。本歌を超えるこの生命感は圧巻である。



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唐津酒呑
唐津の酒呑の中でも、斑唐津酒呑は垂涎の的である。藁灰の白の静けさと語らいながらお酒が進みそうである。

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